『私は、漢字の「一」の字のようなバランスのとれた鮨を目指したい。』
1972年に生まれ、学業終了後、すしの世界で技術向上に研鑽した。 控えめな性格ではあるが、彼のすしに対するこだわりと技術は、すしを芸術の域にまで高めたといえよう。 ミシュラン2つ星の評価は、鮨職人業界の星として、すしアーテイストと呼ぶにふさわしい活躍をしている。
2000年、金坂氏は東京の中心銀座に「鮨かねさか」を開業し、お客様にも恵まれ、良い評判を得ていた。
彼がこの業界で注目を浴びるようになった要因は、他ならぬ彼自身の「シャリ」に対するこだわりに他ならない。 鮨はその80%がシャリである、ここの塩梅が鮨の出来を決める。 何とも説明しがたい彼の魅力と、磨きこまれた彼の手になる商品の質の高さが、彼の成功の秘訣といえよう。 『自分が食べたいと、思う鮨を 造り続けたい。』
かねさか銀座本店にて、本物の鮨とは、技と心意気を体験できるものである。